2011年12月13日火曜日

A Xmas Greeting from Denmark


 
デンマークの知人から、クリスマスのお部屋の飾り付け写真がメールで送られてきました。
"a little bit of x-mass from my home"
と名づけられた、ほんのりとしたデコレーション。観葉植物の上に踊る※ユールたちが、何とも楽しそうに映っております。
(※注 : クリスマスの妖精。デンマークではヤギを引き連れてオートミール(おかゆ)を配りに来るそうです。)
下の写真は少し古典的。アンティークなサイドボード、Aluminiaの古い器たちとともに、少しモダニズムと離れたところで一服といったところ。アールヌーヴォ風な照明がゆったり灯され、クリスマスらしいおごそか且つあったかい風合いを伝える画になっています。人形は彼女のおばあさまの手作りだそう。思わず「頂戴!」と言ってしまいました(^^;
受け継がれたものを大切に、華美でない手作りでアットホームな様。こちらもほっと一息癒してもらえた、ステキなプレゼントメールのご紹介でした。

2011年11月8日火曜日

ARTIST&STUDIO CHRONICLES


 
*「ARTIST&STUDIO事典」を久しぶりに更新致しました。

今回は溜りに溜まっていた作家/窯15件を追加。合計67件、思ったよりも少ない感じです(^^;・・・が。こうやってタイトルにサムネイル化すると錚々たるメンバーです。まさに戦後モダンから世界を変えたと言える仕事人たちの顔ぶれに、作品を取り扱う上でも身が引き締まる思いです。
 

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、当店の品揃えはデンマークを中心としているのが特色です。調べると面白いのですが、デンマークは窯/スタジオの数が隣国に比べると相当に多く、個人で運営している(あるいは共有している)作家もそれに相応しております。
作家=デザイナーの頭数で言えば、それぞれの国で違ったニュアンスになりますが、会社、あるいは組織に属しているかどうかという点において、非常にインディペンデントなスタンスで活動している人がほとんど。これがある種の特異性と作品に妙味を与える環境になっているのではないか、とも考えられます。わりと日本の事情に似ているような。
 
で、ここからが大変。
プロダクト的性質―市場流通拡販と、企業的事情や思惑と距離をおいたところになる訳ですから、と に か く、資料が少ない。加えてデンマーク語が読めませんから(^^;;;; 現地の取引先を総動員して断片のかき集め、そして伝聞意訳を繰り返して事実確認にまとめていくというメチャクチャな作業ですので、自信を持って掲載するのに時間ばかりかかってしまう。参ります。

もちろん、直感と好み、何より使っていただくことが優先しますので、マニアック過ぎるとつまらない。でも、せっかく半世紀以上も時を経ているという"付加価値"があるのですから、できればものへの想いも馳せて欲しいとい気持ちがある。そこで、ストーリーを膨らませる上の裏付けをなるべく取って、皆様に提供できれば、と思うわけです。

ちょっとフランクに書いてしまいました。
こういった作業も含め、当店のカラーと思ってご利用を楽しんでいただければ、と願っております。

 

余談です。
当店で扱っているこれら全ては、通常アンティークとは呼びません。アンティーク(骨董)は関税法上100年経っているものを示しますので、北欧作品の多くはused / retro / vintageなどと分類されます。

自分は十把一絡げで「ふるいもの」と呼んでいます。
判りやすいのと、何となく情緒を感じる気がするんですが、どうでしょうね。

2011年3月5日土曜日

北欧500選

「北欧500選」
東京(台東区谷中)にて。
初めての他府県でのイベントです。

2011年1月2日日曜日

Godt nytår! ‏ 2011


デンマークの友人たちが、それぞれ新年の写真を送ってきてくれました。
コペンハーゲンのアパートメントにて、キッチンの窓から見えたという打ち上げ花火を。



オールボーからは、お家の庭先の様子を。
「年末年始と雪が深くて凍てついてるけど、それがまたこういった"楽しさ"を運んでくれるんだ」


いずれも、こちらではお目にかかれない色彩を持った光景。素敵です。